2023 もてぎ 2&4レース ③【スーパーフォーミュラ決勝】 [モビリティリゾートもてぎ]
前記事の続きです…
2023/8/20(日) 栃木県 モビリティリゾートもてぎにて行われた
国内最高峰のフォーミュラレース「全日本スーパーフォーミュラ選手権」
第7戦の 決勝レースを観戦しました
気温:33℃ 路面温度:46℃ という厳しいコンディション
空には雲が広がり 雷の音が聞こえ 降雨も予想される悩ましい状況...
コース上に登場したたのは 雅楽師・東儀秀樹さん親子...
日本の古典音楽(雅楽)による 国歌斉唱が行われました
レース開始5分前...
川崎フロンターレのチームマスコット?ワルンタが登場
フロンターレの”F”と フォーミュラの”F”つながり?で
川崎市制記念試合のイベントが行われたことがあり
今回はモビリティリゾートもてぎに現れたそうです
午後3時15分… 決勝レース スタート!
ポールポジションの#1野尻と 3番手スタートの#15リアム・ローソン
チーム無限の2台が 第1コーナーへと飛び込んで行きます
第2コーナーの模様が サーキットビジョンに映し出された瞬間
2台のマシンが宙を舞い 4台が絡む大クラッシュを目にしました
このアクシデントにより レースは赤旗中断...
地面に叩きつけられたマシンがビジョン映し出されると
ドライバー(#5牧野任祐)の命は大丈夫なのか?と
ざわつくスタンドから 心配の声が…
サーキットビジョンに映し出されたリプレイシーンを見ると
先頭を走る#1野尻と サイド・バイ・サイドの争いをしていた#15ローソンが
第2コーナーの縁石でバランスを崩しスピン…
その直後 コース中央に戻ったところに #19関口と#5牧野が追突…
ローソンのマシンに乗り上げた2台が宙を舞い 大クラッシュ…
後続から来た#50松下も巻き込まれ 計4台が絡むアクシデントに…
関口と松下は自力でマシンから脱出したものの
牧野は着地した時の衝撃で 一瞬息が出来ない状態となり
マーシャルの手を借りてマシンを降りたとのアナウンス…
意識はあり 幸い大事には至らなかったとの事で安心しました
マシンの回収作業 及びコース上の補修作業が行われた後
大破した#5牧野のマシンが運ばれてきました
大クラッシュの原因となった #15ローソンのマシンは
意外なことに大きなダメージはなく リアウイングを失った程度...
自走でピットへ戻り レース再開に向け急ピッチで修理作業に入ります
壊れた車やコースに飛び散ったパーツ等が取り除かれ
30分中断した後 レースはセーフティーカーが先導し
野尻が先頭で再開されました
マシンが宙を舞い 大クラッシュした牧野選手は
ドクターヘリで 茨城県内の病院に向かいました
(幸い深刻なダメージは無く 翌日には退院出来たとの事)
最高速度 300キロを超える スーパーフォーミュラのマシン
半端ないスピードで目の前を駆け抜けていくため 追いつけない!
スーパーフォーミュラの流し撮りは やっぱり難しいな...
「山本尚貴応援団」が見守る中…
残り10周というところで
その山本が 第1コーナーを曲がり切れずグラベルへ一直線…
映し出された リプレイシーンを見てみると
90度コーナーで #64山本が#20平川を刺しに行って接触
マシンはダメージを受け 第1コーナにてコースアウト…
赤旗からの再開以降も安定した力強い走りを見せた#1野尻が
2連覇王者の底力を見せ ポールトゥウィン!
この勢いで 最終戦の鈴鹿は逆転3連覇となるか…
日本レースプロモーション会長の 近藤真彦氏が握手で祝福…
世間はジャニーズの性加害問題で大騒ぎになっていますが
既に事務所を退所されていたのは 正解でしたね
優勝した野尻選手には 優勝のトロフィーと
副賞として 茂木町賞の米俵1俵
さらに川崎フロンターレ賞のカップ麺が贈られました
ポイントランキング 3位の野尻智紀が大逆襲を開始
この勢いで逆転チャンピオン(3連覇)となるのか?
それとも 宮田莉朋が逃げ切り初のタイトルとなるか?
先日F1デビューを果たした リアム・ローソンが
宮田を追い越し こちらも初タイトルを勝ち取るのか?
10/29(日) 最終戦となる 鈴鹿の熱い戦いが楽しみです
この日にて 2023年夏の大型連休が終わりました…