2024トライアル世界選手権 Round1 日本GP [モビリティリゾートもてぎ]
2024/5/18-19 モビリティリゾートもてぎで行われた Enjoy Honda 2024 および
同日に開催された トライアル世界選手権 第1戦 日本GPを観戦してきました
(トライアルは 計12セクションのうち セクション10-12を観戦)
当ブログでは過去にもトライアルバイクを何度か紹介していますが
(バイクの免許も持たないのに 好きなんですよね 笑)
今回はこれまでのショーではなく 真剣勝負の世界選手権!
しかもシーズン開幕戦とあって 選手の緊張感がピリピリと伝わってきました
(以降の写真は2日間をまとめ 順不同で掲載しています)
中央エントランスには トライアルのルールや見所が紹介されていました
トライアルは バイクの操作技術を競い合う競技で
この日本ラウンドでは 12のセクションを2日間で2周し
いかにミスなくスムーズに走破できるかを争います
ちなみに大会は TRIAL GP, TRIAL GP-WOMEN, TRIAL 2の3部門
国内外約60名のライダーがエントリーされていました
歴代チャンピオンの紹介とそのバイクが展示されていました
見渡してみると 中央の2004年には 日本人唯一の世界チャンピオン
藤波貴久(現・レプソルホンダ監督)が紹介されていました
2007~2023年と 驚異の”17年連続”チャンピオン
トニー・ボウのバイクが展示されていました
ちなみに屋内で行われるXトライアルにおいても
同様に2007~2023年 ”17年連続チャンピオン”という
両シリーズ17連覇(合計34連覇)の史上最強絶対王者です
レプソル・ホンダ・チームから参戦の
王者 トニー・ボウとガブリエル・マルセリ
ホンダのホームラウンドもてぎで 優勝が期待されます
【セクション10】
岩盤の露出した急斜面を駆け登る もてぎで人気の名物セクションです
アクセル全開で駆け上がる迫力や ライダーのテクニックが凄い!
会場からの歓声や拍手が 選手たちを後押しします
【セクション11】
こんな大きな石や斜面も バイクで登ってしまうのか...
などと ライダーのテクニックに見入ってしまいました
トライアル競技における 若き才能
前年度世界選手権3位のガブリエル・マルセリ(24歳)
会場からの拍手と声援に応えます
壇上にジャックナイフで登場したのは
2日間とも単独トップの トニーボウ
王者だけに テクニックと安定感が半端ないです
【セクション12】
最終セクションとなるセクション12では
茨城県桜川市から提供された御影石や
同じく茨城県土浦市から提供されたヒューム管
モビリティリゾートもてぎ内で伐採された大木などが配置され
全方位 360度どこからでも観戦できるエリアとなっていて
同日開催 Enjoy Honda 2024 の来場者も多く観戦していました
トライアル女子部門 世界タイトル9回獲得の
女王 エマ・ブリスト
トップカテゴリーの トライアルGP部門では
大木をバイクで駆け登るテクニックに
会場から歓声と拍手が沸き起こります
いとも簡単?に ノーミス(クリーン)でクリアしていくのは
王者 トニー・ボウ
世界のトップライダーが競い合う中で
異次元の安定・安心感...
最終セクションを前に 2位に大差で勝利を決定付けました
2位争いを繰り広げていた ガブリエル・マルセリは惜しくも3位確定...
優勝が決定しコーチと共に喜ぶ トニー・ボウ...
18連覇へ向け 幸先の良いスタートとなりました
トライアルGP 2日目の表彰式...
1位 トニー・ボウ
2位 アダム・ラガ
3位 ガブリエル・マルセリ
レプソル・ホンダとしては 1位と3位の表彰台を獲得し
ホンダのホームランドで 素晴らしい結果となりました
トライアルGP 女子の表彰式...
女王 エマ・ブリストが優勝しました
(トライアル2の表彰式は撮り逃しました)
解説を行ったのは 日本を代表するトライアルライダー
全日本トライアル選手権 13回制覇の小川友幸選手(右)と
若きトライアルライダー 武田呼人選手(中央)でした
次回記事は 同日開催 Enjoy Honda 2024 の中から
ホンダF1参戦60周年記念 特別プログラムを紹介の予定です